半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)の染め方

いつもありがとうございます。お祭天国店長です。今日は先日お客様から半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)の染め方でお問い合わせを頂きました件を書きたいと思います。


<そのお客様はご自身でインターネットを利用して、半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)の制作過程で染めに使用する顔料と染料についてお調べになったそうなのですが、いろいろなサイトを見ても説明はされているのだけど、専門用語が多くいまいち理解が出来なかったとの事でした。

ですので、今回は専門用語はあまり使用せずにざっくりとわかりやすい説明を記載しておこうかと思います。※詳しく専門的に知りたい方は別のサイト等をご参考ください。今回はざっくりわかりやすくの内容です。

当店の半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)も顔料と染料を使用したものがございます。
すごーく簡単に説明しますと顔料は生地の上に色をのせている状態です。染料は生地自体を染めている状態です。
その為、顔料染の半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)は摩擦などに弱いです。タンブラーでの乾燥や強く擦ったり等(半纏帯を長時間きつく締めて擦れたり)の刺激で色がかすれたり落ちたりするリスクがございます。ですが普通に洗濯したりする分には問題ございませんのでご安心ください。その分、料金的には染料の半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)より比較的お安く販売しております。


染料での半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)は生地自体に染料を浸透させておりますので、そういった耐久性等は顔料より強いと言えます。生地のごわつき等も顔料に比べて少なくなっており着用しやすいと思います。また、生産ロットが少数から対応しておりますのでオーダーで制作するときの融通が利きやすいです。


どちらが一概に良い方法とは言えませんが、お客様のご希望に合うスタイルを選んで頂ければ幸いです。
またお客様の半纏(はんてん・半天・法被・はっぴ)のご質問など来ましたらお答えしていきたいと思います。

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