半纏の染め方で迷ったら|顔料と染料の違いを失敗しないためにわかりやすく解説

半纏(はんてん)法被(はっぴ)

お祭天国店長です。先日、半纏(はんてん・法被)をオーダーしようとしているお客様から「顔料染めと染料染め、どっちがいいんですか?」というご相談をいただきました。

そのお客様、ご自分でいろいろ調べてくださったそうなんですが「専門用語が多すぎて、結局どっちを選べばいいかわからなくなった」とのこと。これ、実はすごく多いお悩みなんです。私が現場で見てきた感じでは、初めて衣装発注を任された方ほど「間違った選択をして、あとで色落ちしたらどうしよう」と不安になりやすいんですよね。

なので今回は、専門用語をできるだけ使わずに、ざっくりわかりやすくお伝えしますね。

顔料と染料、何が違うの?

すごーくシンプルに言うと、顔料は「生地の上に色をのせる」方法。染料は「生地そのものを染める」方法です。絵の具を紙の上に塗るのが顔料、紙自体を色水に浸して染めるのが染料、とイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。

顔料染めの特徴

顔料染めは、摩擦にちょっと弱いです。タンブラー乾燥や、半纏帯をきつく締めて長時間擦れたりすると、色がかすれることがあります。ただ、普通に手洗いや洗濯機で洗う分には問題ありませんのでご安心ください。うちでも顔料染めの半纏は扱っていますが、その分お値段は染料染めより抑えめになっています。「予算をなるべく抑えたい」というチームさんには、こちらをおすすめすることが多いです。

染料染めの特徴

染料染めは、生地自体に色が浸透しているので、耐久性は顔料より高いです。生地のごわつきも少なく、着心地がやわらかいのも特徴ですね。また、少ない枚数からオーダーできるので「メンバーの人数がまだ確定していない」「追加発注があるかも」という場合に融通が利きやすいです。

結局、どっちを選べばいい?

正直なところ、どちらが絶対に良いとは言えません。予算重視なら顔料染め、耐久性や着心地重視なら染料染め、という感じでしょうか。迷ったときは「何回くらい着る予定か」「洗濯の頻度はどのくらいか」を教えていただければ、うちでも一緒に考えますので、遠慮なくご相談くださいね。

また半纏についてのご質問があれば、お答えしていきたいと思います。