反物 の読み方を知りたい!

和装に興味のある方でしたら知っていると思いますが 反物 ってワードを見た事ありますでしょうか?

着物や浴衣に興味を今まで持ったことが無いかたですと初めて目にする言葉かもしれません。

和装初心者様から、良くご質問で 反物 とは何ですか?と聞かれる事がございます。

今回は反物についてのご案内をいたします。

反物 の読み方

たんもの と読みます。

反物とは何に使う物?

着物や浴衣を製作する時、当然ですが必要になるのが生地となります。

38cm程度の生地幅の生地を仕立てて、着物、浴衣の形に縫い合わせて仕上げます。

その生地の状態の物を 反物 と呼びます。

ですので、購入する時に着物や浴衣をさして この反物はありますか?との問い合わせだったとすると、この着物に使われている生地を購入したい って意味になりますね。

何故、反物で買う人がいるの?

当然ですが生地だけの状態ですと形になっていないので着用は出来ないですよね。

でも反物で購入される方がいるのは何故でしょうか?

仕立て上がりの状態ですと、当たり前ですが仕立て上がってしまっているので出来上がった寸法での着用しか出来なくなっております。

それでも大体の自分に合うサイズの物を選んで購入するのが通常だと思います。

洋服とかでもそうですよね!お店に並んでいる商品から自分のサイズに合ったものを購入すると思います。

反物で購入するメリット

反物で買うメリットとしましては、生地の状態での購入で仕立て前なので自分の好きなサイズに合わせて仕立てが出来る点です。

身長が高くて規制サイズだとちょっと身丈が短く感じる方でしたら、自分のお好みのサイズの身丈にして仕立てたりして自分サイズを作れます。

例えば洋服をお店に買いに行って、並んでいる商品から気に入った物があり購入したいけど、もう少し大きい(小さい)サイズが欲しいと思った時に、オーダーメイドで1枚だけメーカーに発注するなんてことをすると、型紙代、人件費・・・などなどでとんでもない金額がかかってしまうと思われます。

そもそも、オーダーで1枚だけ作るなんでご注文受けてくれない所のが多いと思います。

しかし、反物で購入してその後仕立てると考えると、自分の希望のサイズで制作する事が可能です。

反物で購入するデメリット

逆にデメリットはどんな事でしょうか?

まずは、反物で購入すると当然ですが生地の状態ですのですぐに着用する事は出来ませんよね。

仕立て屋さんに出してから出来上がりまで待たなくてはいけません。

時間がかかるのが一番のデメリットかと思います。

自分の希望の寸法に出来る反面、反物を買ってから仕立てがスタートになりますので買ってすぐに着る用事がある場合などはご注意ください。

また、当然ですが仕立てるには仕立て代が必要になってきます。

これは価格の話なので販売するお店によって異なりますが、仕立て上がりの着物を購入するより、該当の商品の反物の状態で購入して別途オーダーサイズで仕立てに出すと仕立て上がりの状態で販売している価格より高くなる事もあります。

こちらは販売価格の話になりますので、ご購入するお店にご確認いただければと思います。

結局 仕立て上がり と 反物 どっちで購入するのが良い?

これはケースバイケースですので、お客様の状況によります。

仕立て上がりで販売しているサイズが自分に合うサイズでしたら、わざわざ反物を別で購入して仕立てる必要は無いと思いますし、仕立て上がりをそのまま買った方が良いと思います。

逆にお店で販売しているサイズが自分に合わない場合は別途お仕立てするしかないので、反物で購入して仕立てる方が良いですよね。

注意点としては反物で販売していなく、仕立て上がりのみの商品もあると思いますのでお店の人に要確認が良いかと思います。

是非、ご自身でご都合の良い方をご購入してお気に入りの着物、浴衣をゲットしちゃってください!

当店でも反物を多数販売しておりますので是非ご検討ください!

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